今日、希望のタネを蒔きました

療育現場の所長日記です。

「がんばってね」の代わりに

今年も卒園式が終わり、多くの子どもたちが巣立っていきました。
同時に、私を1年間、仲間に加えてくれていた3歳児クラスの子どもたちも無事、進級していきます。
今年も担任の先生のご厚意で、子どもたちからすてきなプレゼントをいただきました。

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3歳児の子どもでも、4月から新しい生活が始まることは、何となく理解しています
だから期待の中にも不安が見え隠れする表情の子どもたちを前に、どんな花向けの言葉があるのか、毎年考えてしまうのかもしれません。

自分の思いが伝えられない△△ちゃん、困ったときは気づいてもらえるかな?
給食が苦手な〇〇ちゃん、少なくしてって言えるかな?
人見知りの★★ちゃん、新しいお友達はできるかな?

そんな子どもたちに「がんばってね」は違和感があり、言えた言葉は「2階のお部屋(4歳児クラス)に行っても、廊下やお部屋で会ったら、お話し、聞かせてね。

もう少しで新生活が始まります。