今日、希望のタネを蒔きました

療育現場の所長日記です。

ほしいもの

検査の付き添いで医療機関に同行しました。
朝からかなり混雑しており、曲がりなりにも健康で働けることのありがたさを感じていると…。

ニコニコと愛想の良さそうなおじいちゃんがやってきました。
受付の方と今日の血圧について、笑いながらおしゃべりした後、ゲームボーイで遊んでいる男の子の隣に座ります。
男の子のゲームを興味深く見守りながら、「今時はええなあ。こうやってひとりで遊べるおもちゃがある。」とか、「ぼくらの時は、テレビもなかった。」「ちょっと、見てもいい?」と話しかけていました。

最初は警戒していた子どもも、おじいちゃんの笑顔につられたのか、表情が柔らかくなり、ポツポツと話しはじめたのです。

一連の流れを眺めつつ、短時間でいろいろな人を笑顔にし、表情を和らげていく力にうらやましさを感じました。
私にとって、一番、ほしい才能かもしれません(笑)。

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