心理学の教科書によく出てくる「社会的再適応評価尺度」によると、ストレスを引き起こす「ライフイベント」には次のようなものがあります（右の数値は、結婚におけるストレス度を50として、それを基準に0-100で自己評価により点数化させたもの）。
１位 配偶者の死 100
２位 離婚 73
３位 夫婦別居 65
４位 勾留、刑務所収監 63
５位 親密な家族の死 63
６位 個人のけがや病気 53
７位 結婚 50
８位 失業 47
これは、1960年後半のアメリカ人を対象とした調査をもとに開発されていますので、現在の日本とは異なるものもありますが、以下、40以上の項目が続きますので、ご興味のある方は調べてみてください。
しかし、日常生活は「ライフイベント」と呼ばれるほどのものではなくても、いろいろなストレッサー（ストレスの原因となる刺激）に満ち溢れています。
例えば…
・帰り支度を済ませた瞬間、鳴る電話。
・洗車中に届く明日から雨のアプリ通知。
・ほしい惣菜以外に貼られた半額シール。
・いっぱい♭♯がついた楽譜。
・開いた瞬間、アップデートかかるパソコン。
・激痛ではないが、ジクジクとおさまらない頭痛。
・買ったのに、読む時間がなく積まれていく本。
・激しい上昇と低下を繰り返す気圧（人間含む）。
そんなことを思いながら、園庭で撮った1枚です。
年末までの慌ただしい毎日が少しでも穏やかなものでありますように。
皆さまも十分、ご自愛ください。
