今日、希望のタネを蒔きました

療育現場の所長日記です。

友達100人でき…なくても

あるショッピングモールに出かけると、
ランドセル販売コーナーで流れていた曲。
     
     いちねんせいになったら
     いちねんせいになったら

敏感な保護者や子どもにとっては、
プレッシャーになるだろうなと思いながら、
聞いていました。

現在は小学生でも「ぼっち(ひとりぼっちの略)」、「コミュ障(人とコミュニケーションをとることが苦手)」という言葉を知っていて、他者と上手にかかわれないことを極度に怖れる子どもが増えています。

幼稚園や保育園の懇談では、子ども個人のことより、「お友達とは仲良くしていますか?」という人間関係に対する質問をされる保護者の比率が、以前と比較してかなり多くなったという話も聞きます。

現在は社会性を身につけることの重要性が説かれ、幼い頃からいろいろな人と触れ合い、いろいろな体験をさせることで、社会性を獲得できるという風潮があるからかもしれません。

でも…
勉強や運動も得意な子、苦手な子がいるように、友達づくりが苦手な子がいても、不思議ではない気がするのですが(苦笑)。f:id:ashikatan:20160403235728j:image