普段は「手間の軽減」…いえ、合理性を重視する私ですが、毎年、面倒さを横に置いて行う行事があります。
それは、父母が初孫の娘に買ってくれたひな人形を飾ること。
クリスマスもお正月も意識しないのに、娘が成人した後も、これだけは欠かしたことがありません。
今年は、従姉妹がかわいいお雛様ケーキを持ってきてくれました。
贈られた当初と時代は大きく変化し、それを反映するかのように、出生率も過去最低を更新し続けています。
子どもをもちたくないという人たちも増加し、異次元の少子化対策とやらは功をなすのか否か(笑)。
ひな人形職人をはじめ、子どもに関わる産業が衰退の一路を辿る今日この頃、明日は我が身と、いつになく気が重い桃の節句です。