年末年始のテレビ番組はつまらない!と言われて久しくなりました。
どうしても撮り貯めした番組が多いので、同じような内容になってしまうことが原因だと思うのですが、まあ年末年始ぐらい出演者の方にお休みがあっても・・・という気もします。
そんな私の最近のお気に入り番組は「マグロに賭けた男たちシリーズ」。
新年のお笑い番組や新ドラマより、ずっと夢とロマンが感じられ、(動物愛護の視点は別として)毎回、楽しみにしているのです。
たかが「釣り」と侮るなかれ、マグロ漁業はなかなか大変です。エサのつけ方、糸のかけ方、電気ショッカー(マグロを気絶させる道具)をかけるタイミング、マグロを釣り上げる時の針のかけ方、傷をつけずに捕獲する方法など、かなり高度な技術がいります。またマグロを見つける勘や忍耐力、あの冬の荒海で倒れないだけの体力と気力、船酔いしない平衡感覚も必要なのです。
「専門性」が求められるのは、何も大学を出て得られる資格だけではありません。どの職業であってもその道のプロには、知識と経験に基づく高度な技術、忍耐力、体力、気力が求められます。
これからの漁師は厳しいと言った父の反対を押し切り、マグロ漁師になった息子。しかし思うようにいかない日々に、悩む毎日。
そんな息子に対して、父が言った言葉、
「決めたんだったら・・・やって、やって、やり続けんといかん・・・。」
私が長年、書き留めている名言ノート「2017年版」ノミネート決定です!