ここはとあるカフェ。
うさこさんは話します・・・
もうお盆が憂鬱で憂鬱で!
主人の実家は車で△時間もかかる田舎なんだよ。
家族4人で移動したら、それはもう大出費。おまけに周囲に住む親戚へのお土産代、お義母さんは「いらない」って言うけど、3日も滞在するのに食費、渡さないと後でなんて言われているか・・・。たくさん食べてねって、言われても味付け、合わないし、なんの添加物入っているかわからないお菓子を子どもたちに出されるのも…。それと「ここは涼しいでしょう?」が自慢で、エアコンなしの網戸で寝る。虫は多いし不用心だし、もう私、耐えられない!そうそう、そこには主人のお姉さんのくまよさんもいて、気を遣うしほんと疲れる・・・。
ここはとある会社の給湯室。
くまよさんは話します・・・
・・・ああ、義妹のうさこさん一家のことですか。相変わらずですよ。都会育ちのお嬢さんだから仕方ないけど、虫が苦手とか窓は閉めてほしいとか。出された料理にはほんの少ししか口をつけないし。恩着せがましく食事代って差し出すから、両親はすっかり「よく気がつくお嫁さん」って。甥っ子たちはかわいいけど、私、子ども苦手で。ごはんもお風呂も家のタイムスケジュール自体があの一家中心で回るし、居間や台所も自分の家であっても自由には使えない。母のうしえはなんにも言わないけど、この年で独身、子どもいない私はやっぱり肩身がせまくて。
ここはとあるスーパーの駐輪場。
うしえさんは話します・・・
ええ、やっとお盆が終わったわ。いつも元気な私が、こんなに血圧が上がってフラフラするのは、盆正月くらい。私は息子も孫もかわいいし、会いたいよ。だけど、いつもしないことをするとしんどくて。息子も都会で自分なりの生活しているから窮屈だろうし、くまよもピリピリするし・・・。孫に合わせておやつやアイスを用意しても、うさこさんの手前、何でも与えるわけにはいかないし。もう一層のこと、盆正月なんて行事、いらないんじゃないかしら?

あくまで架空(とも言えない)帰省時期の風物詩。もうすぐ連休も終わりを迎えようとしています。