12月26日、悲しい記事を見かけました。
あるお店のアルバイトの方の投稿によると・・・。
「売れ残りのケーキをいくつも捨てた。 捨てる時に、ケーキに乗った砂糖菓子のサンタさんがにっこり笑ってるのが、あまりにも切なくて泣きそうになる。 24時間交代制でこのケーキを作ってくれた工場の人達を思うと泣きそうになる。」
と嘆き、何とかならないかという内容でした。
確かに12月24日、スーパーには、フライドポテト、から揚げ、タルタルソースのかかったエビフライ、チーズたっぷりのグラタンなどが、ぎっしり見栄えよく詰めらたオードブルやケーキが山のように積まれていました。
私は、母に食べ物を粗末にすることを厳しく戒められているため、見た瞬間、これは食べきれない!と悟り、手に取ることはありませんでした。
生クリームもあまり好きではないので、カスタードのシュークリームと家族それぞれの好みに合わせたショートケーキを買い、食べきれたことに満足していましたが、私が手にしなかったもので、破棄されていったケーキやチキンもあると思うと、なんともやりきれない思いです。
特にチキンに関しては、この本を読んでからはクリスマスがくると毎年、切なくなります。人間が生息する以上、キレイゴトだけではすまない部分もありますが、せめていただく命を無駄にしない食べ方が必要な気がしました。
おそらく、今年最後の記事。
明るい記事で終わらせようかと迷いましたが、年始年末イベント食が増えるこの時期、一人でも多くの方に考えていただければ幸いです。
1年間、本当にお世話になりました。
2022年もどうぞよろしくお願いいたします。