今日、希望のタネを蒔きました

療育現場の所長日記です。

手探りの子育て

ある日、定期検診の予約を入れていました。
夏休みも取っていなかったので、午前中もお休みして、午後から行くつもりにしていたのですが…。

運悪く、夜中に近隣の家族喧嘩(余談ですがここは日常茶飯事!)に起こされ二度寝
当然のごとく、睡眠リズムが狂い、目覚めと共にやってきたのは、吐き気を伴う片頭痛
服薬のタイミングが合わなかったのか、薬が全く効きません。
仕方なく、検診はキャンセルし、一日中、寝込むという最悪の休日になってしまいました(´;ω;`)。

そんな中で読んだ1冊です。

f:id:ashikatan:20210829090625j:plain先日も、子育て支援広場でお話させていただいたのですが、以前なら「〇〇高校、△△大学に入れ、××に就職」すれば、それなりの未来は約束されていました。
しかしこの混沌としたご時世、どのルートを選んでも「絶対」という保証はなくなり、親は全くの手探りで子育てせざるを得ません
そんな世の中だからこそ、この手の本が出てくるのもわかるような気がしました。

解説はネタバレになるのでひかえますが、私見としては納得できる部分が55%、そうは言っても・・・の部分が45%でしょうか。

ただ一つ言えるのは、たった一日の休日さえ、やんごとなき事情で思い通りにならないのに、何年も先を見越しての教育というものは、本当に大変な営みであるということを再認識させられた1冊でした。