今日、希望のタネを蒔きました

療育現場の所長日記です。

うさぎ小屋

休日は例のごとく、ドラマの全話一気見の日です。
積まれた書類や、目を通さなければならない本を横目に、アイスコーヒーとおやつがあれば至福のひと時が過ごせます。

今日もいつも通り、見ていたのですが、あるシーンが目に留まりました。
主人公が幼稚園のウサギ小屋の設計を頼まれ、自分のプランを話す場面です。
「どうして丸い形にしたの?」という問いに対して、彼はこのように答えます。

おとなしい(ウサギの)子って端っこにいるじゃん? だから最初から端っこなんて作らなきゃい いんじゃあないか、って思って。

ドラマの流れからして、ひとりぼっちになるウサギをなくしたい、みんな同じ位置で生活できたらいいなあいう視点からの意見だったと思います。

でも…

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私がうさぎだったなら、端っこがない丸い場なんて、とんでもない!

自分をさらけ出すことは極力避けたいし、席が決まっていない会場では、廊下側の後ろの方に座り、目立たずにすぐに出ていけるようにスタンバイすることが特技の私。

もしかするとおとなしいウサギの子も、隅っこを好んでいたのかもしれません。

いろいろなタイプがいるんですよ、人間も動物も。