台風から一夜明けました。
皆さま、お変わりなくお過ごしですか?
昨日は強い雨に加えて大風。
たまたま帰省していた実家の木々も大きく揺れていました。
しばらくして外を見ると・・・
そのうちの一本が折れてしまい、無残な姿になっていました。
幹もしっかりしているのにどうしたのかしら?と思い、庭にある他の木も見てみました。
すると、本当にがっしりしている松の木は風に揺れながらも、元の姿勢を崩しません。
母が大切にしている牡丹のように細い茎の花は、風の向きに合わせてしなり、折れることはありません。
結局、折れたのは毎年きれいな花を咲かせてくれたこのロウバイだけでした。
今日、もう一度折れた木を見てみると、幹に虫がついて腐りかかっています。
おそらく残された幹では、大風に耐えられなかったのでしょう。
大きな試練に遭っても、本当にがっしりした力、その場の状況に合わせてしなる力があれば倒れません。
しかし見かけはともかく、その内部に問題があると、何かの折にぽきっと折れてしまうことがあります。
当たり前のことですが、普段、忘れかけていたことを自然の摂理に思い出させてもらった気がしています。