今日、希望のタネを蒔きました

療育現場の所長日記です。

パン作り

すごく稀に、朝のパンを焼くことがあります。

面倒な生地作りはホームベーカリーにお願いし、できあがった生地を成形して焼くだけ…という、失敗のしようがないくらいに簡単な行程ですが、先日は大失敗をしてしまいました。

ちょっと柔らかいパンにしよう!と思い立ち、いつもより牛乳をほんの少し多めに入れてみました。すると、ホームベーカリーから取り出せないくらい生地がベタついています。成形などできるはずもなく、近くにあったマフィンの紙型に入れることにしました。

なんとか無事に焼きあがったのですが・・・。

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今度はマフィンの紙型がパンにくっついてはがすことができません。半分以上、紙に残ったパンをはがしながら、苛立ちと残念さを感じました。

しばらく格闘しましたが、面倒になってきたので、気分を入れ替えようと放置することにしました。放置すること60分、何気なく紙をはがすと、びっくりするくらいきれいに取れます!後で調べると、時間をおくことでパンの水分が紙に回り、はがれやすくなるとのこと・・・。最初のいくつかは、もったいないことをしたなあ・・・。

生きているとどうしようもないことが起きます。
そんなとき、躍起になってもがく努力も大切ですが、あえて一歩退いて静観することも必要なのかもしれません。そんなことを感じるある日のパン作りでした。