今日、希望のタネを蒔きました

療育現場の所長日記です。

プリン

世の中にはおいしいスイーツが溢れています。その中でも私はカスタード系のものが好きで、シュークリームやカスタードプリンが大好きです。

そしてプリンに関しては、卵や生クリームをたっぷり使った高級プリンより、スーパーにある3つ100円前後のプッチンプリンや、粉を牛乳で溶いて作るインスタントの類が好きなのです。
・・・ということで、今日はプリンにちなんだお話をしたいと思います。

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小学2年生 Bちゃんの日記
今日は、プリンを作りました。プリンの粉に牛乳をまぜて型に入れて固めました。おいかったです。

担任:A先生のコメント
先生は最近、インスタントではなく手作りプリンに挑戦しています。粉のはやめてね!

A先生に悪気はなくて、限られた時間と紙面に思いついたことをさらっと書いだけかもしれません。でもBちゃんは翌日から絵日記を提出することが辛くなってしまいました。

Bちゃんはプリンを作ったこと、おいしかったことを先生に伝えたかったのです。プリンの栄養価や手作り云々ではなく、自分が体験したことや感じたことを伝えたかった・・・それなのに、インスタントのプリンはだめと決めつけられたり、自分は手間暇かけて手作りしていると自慢されたりすれば、その相手に心を閉ざしてしまうのは当然のことかもしれません。

A先生、もしBちゃんがまた日記を書けるようになったら、一言でかまいません。「プリン作り、楽しかったね。」、「おいしくできてよかったね。」とBちゃんの伝えたい気持ちに応えるコメントを添えてあげてくださいね。