今日、希望のタネを蒔きました

療育現場の所長日記です。

くじ引き

あるスーパーでガラポンくじの券をいただきました。景品を見てみると、1等はお米、2等はマヨネーズ、3等はスナック菓子、4等はインスタントスープ、5等がトイレットペーパー1個です。

f:id:ashikatan:20180520185245j:image

とりあえずくじの列に並ぶと、いろいろな声が聞こえてきました。ある主婦の方は「絶対、お米がほしい!」、子どもは保護者に「ママ、ぼくが回すよ!お菓子当てる!」と張り切っています。

それにしてもこの1〜5等は何の基準をもって決められたのでしょう?1等のお米を見ると値段のような気もしますが、あとはどんぐりの背比べで、私のように、食料の買い置きしない派には、5等がうれしかったりします。

現在、学校は偏差値で細かくランク分けされ、週刊誌には◯歳の平均年収!といった特集が組まれ、就職先自体を給料で序列化する記事も見かけるようになってきました。そのような中で生活していると、つい数値に目を奪われてしまいますが、社会が決めた基準と自分の価値観が一致しない時があるのかもしれません。