今日、希望のタネを蒔きました

療育現場の所長日記です。

彼岸に咲いた夏の花

国民の祝日に関する法律によると、秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」。
暑い寒いと不満をこぼす度、「寒さ暑さも彼岸まで」と諭してくれていた亡き祖父母の墓にそっと手を合わせると、真っ赤な彼岸花の横に、季節外れのひまわりが咲いていました。

f:id:ashikatan:20170923155439j:image

猛暑に咲くひまわりは、迷いなく太陽を見つめて大きな大輪の花を開かせます。
それに比べて、お彼岸に咲くひまわりは、自分の季節が終わることを知りつつ、最後の力をこめて花を開かせる「はかなさと強さ」を持っているように見えました。

迷いなく進む力と自分の置かれた状況を受け止める力、生きていく上ではどちらも必要な気がします。