今日、希望のタネを蒔きました

療育現場の所長日記です。

5月危機

私のライフワークの一つに保育者養成のお手伝いがあります。もう現職専任は退き、現在は週に1度の非常勤ですが、気づけばたくさんの学生さんたちと10回以上、この時期を迎えてきました。

保育云々…も大切ですが、彼らが一番、興味をもっているのは、やはり彼氏彼女のことであり、恋愛でしょう。ゲシュタルト心理学とは…には目をこする学生たちも、「ゲシュタルトが示す恋愛の成立条件についてお話しします」と言えば、身を乗り出す有様。

そんな彼らの一つの危機が5月のような気がします。学生に限らず新社会人も同様で、4月から新しい環境での生活が始まり、あたふたと過ごすひと月。その後にやってくる長期の連休は、離れていた恋人や友達と再開し、ふと我に返るのです。

この進路(仕事)でいいの?

思っていたのと違う…

友達の進路(仕事)の方が楽しそう…

今の学校(職場)では親しい人ができない…

元々、望んだ学校(職業)ではなかった…

今の学校(職場)をやめたい→やめよう→やめる!

ちなみに中国語で「危機」とは「危険と機会」のふたつの言葉から成り立っているそうです。