今日、希望のタネを蒔きました

療育現場の所長日記です。

ビニール傘

先日、出張先で雪まじりの雨に遭遇しました。

コンビニの傘、高いのにもったいないなあ…
少しくらい濡れてもいいかなあ…
いや、私はともかく書類をどうしよう…

としばらく葛藤したものの、段々と強くなる雨音に負けて、たまたま目の前にあったデ〇リース〇アに駆け込みました。

一般的に、コンビニの傘は種類が少なく、単価も高めです。
ところがこのお店のビニール傘は6種類もあり、値段もまちまちでした。
こうなると迷うのが人の性(さが)・・・。
さて、どうしようと思った矢先、駆け込んできた3人連れのグループの会話はなかなかユニークなものでした。

A 350円傘
「どうせ捨てるし、一番安いのでいいよね。」

B 700円傘
「そんなのもったいないよ。数百円足せば、このしっかりしたのが手に入るし、これなら会社の置き傘にもできるし。」

C 450円傘
「でもBのはやっぱりそれは高いよ。だけどAのは短いし持ちにくそう。これなら捨ててもいいし、持って帰っても使えるからCにしよう。」

どの答えも正解で、どれを選んでも「雨を避ける」という最低限の目的は達成されるのですが、3人は真剣に話し合っていました。

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昨今、インターネットの普及でいろいろな情報が簡単に入手できます。
ただし先述した傘のように、たくさんの選択肢があるということは、それだけ迷う機会が増えることになり、それが悩みの原因になるということもあります。
必ずしもたくさんの選択肢があることは喜ばしいことではないのかもしれません。

追伸
ちなみに私が選んだのはA~Cのどの傘でしょうか(笑)?