本物語は登場人物のプライバシーに配慮し、内容を損なわない程度、変更しております😊
あるホテルの朝食風景。
紅葉「うわぁ!おいしそー!すっごく豪華な朝ごはんだね。」
秋生「えっ?これ?」
紅葉「うん!朝からこんな贅沢していいのかなあ…(お目目、きらきら)」
秋生「おまえ、朝は何食べてんの?」
紅葉「朝はね…、食パンと野菜ジュース。」
秋生「こんなの、常識じゃない?いつものと全然、変わらない。あっ、いつもならこれにフルーツヨーグルト、ついてるし。」
紅葉「…」
その後、気まずい雰囲気の中、もくもくと食べる二人。
隣席の客「常識どころか、食パンどころか、いつもコーヒーのみの私って…」さすがにしかも立ち飲み…とは言えない(泣)。
何を常識とするかは、その人によって異なります。でも人は、いきおい自分の体験をもとにそれを設定し、自分の「常識」から外れる人を受け入れない傾向があるようです。秋生くんと紅葉ちゃん、この後はどうなったのかしら?
ちなみにかの有名なアインシュタインは、こんなことをおっしゃっていました。
「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う。」