今日、希望のタネを蒔きました

療育現場の所長日記です。

いづこも同じ…

寂しさに 宿を立ち出でて 眺むれば
いづこも同じ 秋の夕暮れ

f:id:ashikatan:20161115211556p:image
心疲れた日、いろいろなことを考えていると、
百人一首の中にある良暹法師のこの和歌を思い出すことがあります。

「あまりのさびしさに耐えかねて、家を出て、あたりを眺めてみると どこも同じように、さびしい秋の夕暮れだなあ・・・・」
という意味の句です。

この問題さえなくなれば・・・
あの人さえわかってくれたら・・・
〇〇にさえ行けたら・・・
など、桃源郷を夢見るのは人間の常です。でも案外、どこに行こうとも同じような悩みはあり、変わらない日常が続いているのかもしれません。

 

明日はステキな笑顔に逢えますように。