「お供え物をしたら、お願い叶えてくれるの?」
・・・と言いながら、自分の宝物を並べる子どもたち。
怒涛の年度末、木の実や石が並んだ台座を微笑ましく眺めたひと時でした。
丁寧に作られた和菓子から漂う季節の香りを楽しむ一服。
今日のお菓子は「うぐいす」です。
3歳児の歌唱指導をした時のお話です。
YouTubeやテレビでいろいろな歌に触れる機会が多い子どもたちに、どんな歌を教えたらいいのか悩みつつ、「うぐいす」の歌を取り上げました。
うぐいすのペープサートを動かしながら、「うめのこえだでうくいすは~♪」と歌うと、やはりポカンとした顔の子どもたち。
「あー、令和の子どもたちに大正・明治の歌は、まずかったかな・・・」と思ったものの、「ホーホーホケキョ、ホーホケキョ♪」の部分にさしかかると、「ほーほー・・・」と真似る子どもたちも出てきました。
翌日から「せんせー、こえだのことりのうたは?」、「おじいちゃんの家、春になったらホーホケキョが来るって、言ってた!」という声が聞こえるようになりました。
また「子どもが『ホケキョーの歌、歌って!』と言うけど、知らなくて(笑)。インターネットで調べました。」という保護者の方のお話もあり、まずは安堵。
あるお受験界隈では「童謡」を通して、語彙を増やし、季節感や社会事象を教えていくことを勧めています。
幼児の歌唱指導にその面がないとは言えませんが、まずは「この歌、好きだな」という体験を重ね、いつか本物のうぐいすを見たときに口ずさむ姿を楽しみにしながら、ピアノに向かう毎日です。
普段は「手間の軽減」…いえ、合理性を重視する私ですが、毎年、面倒さを横に置いて行う行事があります。
それは、父母が初孫の娘に買ってくれたひな人形を飾ること。
クリスマスもお正月も意識しないのに、娘が成人した後も、これだけは欠かしたことがありません。
今年は、従姉妹がかわいいお雛様ケーキを持ってきてくれました。
贈られた当初と時代は大きく変化し、それを反映するかのように、出生率も過去最低を更新し続けています。
子どもをもちたくないという人たちも増加し、異次元の少子化対策とやらは功をなすのか否か(笑)。
ひな人形職人をはじめ、子どもに関わる産業が衰退の一路を辿る今日この頃、明日は我が身と、いつになく気が重い桃の節句です。
1月末のお話です。
ママ、うつしたらごめんね・・・の言葉から12時間。
身体におかしな痛みを感じて、検査をしたらこの通り(泣)。
人生初のコロナに感染しました。
発熱、咽頭痛、呼吸困難に陥るほどの咳、起き上がれない・・・という娘。
それに比べ、私はそれほど症状が出ず、あえて言えば倦怠感と筋肉痛、微熱がある程度。
実はさかのぼること2か月前、私は発熱に襲われています。
この時は40度の熱発にもかかわらず、コロナもインフルも陰性。
当然、解熱後は仕事に復帰しましたが、倦怠感と微熱が残り、咳が治まりません。
持病の扁桃腺腫れによるものだったようですが、回復までひと月かかり、新年を迎える頃にようやく元気になりました。
その時に比べたら、この状況はずっと軽い・・・。
「コロナ」という病名か否かに関わらず、症状には個人差が大きいようです。
新幹線の指定席を予約する際、早い時期であれば窓側に入れてくれます。
でも博多発東京行の列車だと、私がよく利用する駅ではすでに通路側に人が乗っていて、窓側に座るとなると、移動していただかなくてはなりません。
ぐっすり睡眠タイムだったり、時には面倒そうに動かれる方もいるので、1時間程度ならば「どちらでもかまわない」というのが、私のスタンスです。
先日も、窓側の指定席に座ろうとすると、すでにその席に座っている方がいらっしゃいました。私の顔を見ると、残念そうに席を立ち、窓側席下についているコンセントから充電器を抜こうとされています。
「あっ、いいですよ。私は通路側で大丈夫ですので」と言うと、びっくりした顔で「いいんですか!?」と何度も頭を下げられました。
何でも、仕上げなくてはいけない仕事があるのに、パソコンの充電が十分でなかったようで、コンセントが使える席がよかったとのこと。
聞かないと(言わないと?)伝わらない事情はあるのものですね。
感謝されたあとのご飯はおいしかったです(笑)
「(車の)スマートキーの電池残量がわずかです」
という表示が出たので、これは大変・・・。
でもどんな電池?とキーを分解するともっと大変!
バラバラになってしまい、元にもどせません(´;ω;`)
とりあえず、電池を買わなくては…と思ったものの、車のカギはこのとおり。
仕方がないので、父の自転車を拝借し、ふらつきながらコンビニに到着しました。
いくつかの商品と見本の電池を並べ、やっとのことで見つけてレジにいったものの、ここからも難関が待ち受けていたのです。
レジに店員さんは見当たらず、「セルフレジ」の表示があります。
でもお金を入れるところもないし、どうやって清算するんだろう???
これは手に負えないと思い、「店員を呼ぶ」というボタンを押してみました。
中から出てきてくれたので、商品を差し出そうとすると、自分の名札にピッとバーコードリーダーを当て、またいなくなってしまいました(泣)。
頭にハテナは飛び交いますが、何とかなるだろうと覚悟を決め、パネルタッチを最後まで操作し、ここでは電子マネーしか使えないことを知ります(なんだ、これは!?)。
とりあえず、持っていたポイントカードで精算しましたが、慣れないことをしたせいか、また頭がガンガンしてきました(笑)。
今やコンビニはどこも人手不足で、少々、賃金を上げても応募してくる人が少ないと聞きます。そうなると、セルフレジをはじめとした効率化もやむを得ないのかもしれません。
良し悪しはともかく、この流れについていかなくては、生活できない時代に生きている、そんなことを考える今日この頃です。